とんちんかんソフト


短絡電流計算

 自家用電気工作物の設計に際しては電路に短絡が生じた場合を想定して必要な位置に十分な遮断能力を有する過電流遮断機
 を設置するほか、電線・ケーブルや電気機器なども電路の短絡に耐える材料を使用することが法令によって求められています。
 実務設計者にとって特に配電盤や分電盤の設置場所に応じた短絡電流を想定計算し信頼性と経済性の両面から適切な遮断機
 を選定することは重要な作業になります。
 日本配電制御システム工業会では【配電盤類における短絡電流】と題した技術資料で短絡電流計算方法を示しております。
 しかしながら現実に短絡電流を電卓計算するには電路のインピーダンス合成など煩わしい計算が求められます。
 ここで紹介する短絡電流計算ソフトは電路インピーダンスを入力するだけで短絡電流を容易に求めるものです。
 一度お試しいただければと思います。
 
 また短絡強度の検討はともすれば遮断機の選定作業だけが重視されがちですが電路自体の熱的、機械的強度の検討も重要です。
 公開済みの別ソフト【短絡電磁力】は短絡過渡現象下での電気母線に作用する電磁力を求めるものです。
 さらに、もうひとつの別途ソフト【熱的短絡強度】は電路の熱的強度を計算するものです。
 合わせてご利用いただければと思います。

短絡電流計算ソフトの用途と特徴
用 途  短絡電流計算(自家用電気工作物の短絡電流) 
 適用範囲    商用周波数の交流回路
 三相、単相3線(外−外線間および外−中線間)、単相2線回路
 電力会社から高圧及び特別高圧で受電するものに適用
 大きな自家用発電設備を有する回路は適用範囲外
 三相回路では電動機の発電作用考慮可能
入力の簡素化  対話型に近いユーザーフォーム入力
入力注意事項の主な点は入力フォームに表示
 電源、変圧器、電動機のX/R(注)が不明でも標準指定値で入力可能
実用性重視      計算方法は最も多用されている%インピーダンス法採用
 対称短絡電流のほか非対称短絡電流も出力(ただしR/X既知の場合)
 短絡過渡現象から最大瞬時電流値も出力(ただしR/X既知の場合)
 基準容量は任意の値に設定可能
 低圧部ばかりでなく高圧部、特別高圧部の短絡電流計算にも使用可能
 変圧器並列設置にも対応可能
 変圧器負荷側に直列接続する幹線最大5個までその末端短絡電流計算

              注) X:リアクタンス  R:抵抗  、 X/Rはその比                 

画面

操作マニュアル (この項は2011/1/30 追加)

 短絡電流計算ソフト説明書操作編 (516KB)

 起動後の操作方法について記述しています。

技術説明

 短絡電流の計算方法に関しては多くの書籍が発刊されているほか、冒頭に紹介した日本配電制御システム工業会の資料も有ります。
 とんちんかんソフトとしてはこれらの書籍
のさらなる解説を行う力はありません。
 ただ本ソフトに関してお気づきの点や疑問などあればご連絡お願いします。

動作環境

OS
Windows Vista 〜 Windows 7
     (未確認ですが Windows 2000 および Windows XP での動作も問題ないと思われます。)
Excel
Excel 2007(日本語版のみ)

Excelの設定でマクロを有効にする必要があります。

ダウンロード  

   Excel 2007対応版(単相回路専用)
    short-current1.00.zip (95KB)

   このソフトだけでは単相回路の計算しかできません。
   三相回路計も計算する場合はVectorのダウンロードサイトをご利用ください。
   購入前に十分お試しのうえ問題なければシェアレジから全部機能版を購入してください。
   


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